T&M訪問看護ステーションについて
わたしたちは、「現在の生活の継続とよりよい生活を実現するために」を看護理念とし2023年4月、東松山市に開設しました。
初めての方へ
なにかおかしいな、と違和感を感じたら、まずはお問合せください。
それは、身体の不調ではなく心の不調であるかもしれません。
T&M訪問看護ステーションでは、障がい者の二次障害(*1)を未然に防ぎたい、という思いから、「医療連携体制加算」を導入しております。精神的に不安定な方を継続的にフォローしていき、在宅での生活や施設での継続した状態を維持できるお手伝いをします。労働省の「過労死等の労災補償状況(平成30年度)」によると、精神障がいの労災補償の請求件数が増えており、自殺件数も増加傾向にあります。一般的な就労をしている健常者に比べ、福祉事業所で就労する障がい者の方々は、より多くのケアが必要です。福祉事業所のスタッフは福祉に関する専門家ですが、医療機関との連携を深めることで、利用者へのサポートの範囲を広げることができます。
(*1)二次障がい・・・後天的に精神障がい等を発症すること。うつ病や不安障害・自立神経失調症等があげられる。
看護師が定期的に訪問し、医師の指示に基づいて「メンタルケア」を提供する場合には、以下のようなメリットがあります。
1.について、日々ストレスケアを行うことで、セルフマネジメント能力が向上し、安定した出勤が期待できるようになります。その結果、生産性が向上し、一般就労後の定着にもつながっていきます。
2.について、精神面や体調不良に関する相談など、利用者からの相談は多岐にわたります。これまでは相談員が全て対応していましたが、医療連携体制加算により、看護師が訪問し相談に対応することで、相談員の負担軽減が期待できます。
3.について、看護師が定期的に訪問し、利用者一人ひとりに話を聞いて、医学的な根拠に基づいてサービス管理責任者に報告することにより、利用者に関するアセスメントを今まで以上に取得することができ、支援の幅が広がることが期待できます。