うつ病について
主な症状
- ベッドに入ってからもすぐに寝付けないなどの睡眠障害
- 何も食べたくなくなる、ずっと疲労と倦怠感が抜けない
- 理由もなくドキドキしたり、喉の渇きを伴う息苦しさがある
- これまで興味があったものに対して急に興味がなくなる、億劫で喜びを感じなくなる
- どこからともなく自分を責める感情が湧き起こる
- 誰も知らない遠い地に行きたくなる、もしくは消えてしまいたい、と考えるようになる
- 誰かと話をしていても、内容が頭に入ってこない
発症のきっかけ環境的な要因と、身体的要因が複合して発症します。
＜環境的な要因＞
・幼少期のトラウマ
・近しい人の死
・人間関係のトラブル（夫婦、親子、職場関係など）
・就職、退職、転勤、リストラ、栄転、結婚、妊娠、出産、育児、離婚など環境の変化
・お金のトラブル（借金、税金、相続、給料）
＜身体的な要因＞
・慢性的な疲労の蓄積
・月経前、出産後、更年期などのホルモンバランスが変化するとき
・感染症、悪性腫瘍（がん）、甲状腺機能の異常
周囲が気をつけるポイント気分の落ち込みや意欲の低下、いつも不安でイライラしている、などの様子が見られたら要注意です。そのほかにも「体のだるさ、痛み」「しびれ」を訴える場合もあります。「うつ病」は本人が気づかなくても周囲では「いつもと違う」「どこかおかしい」と感じることが多いです。職場で仕事上のミスが増えた、家庭で元気がなく食欲がない、など感じたら「うつ病」の発症サインかもしれません。
本人は気づかず発症していることも多いため、周囲の気づきがとても大切です。
